SBSラジオ(静岡放送)の朝の情報番組「IPPO」のニュースコーナーに出演し、今起きている「世界的なカカオ不足」について解説をしました。
温暖化によって近い将来コーヒーの生産量が大幅に減る「コーヒー2050年問題」については、これまでHPや論文誌などで発信してきましたが(詳しくはこちら)、カカオについても同様の状況が起きています。
むしろ、現段階においては、カカオの方が深刻な状況かもしれません。
というのは、カカオの生産は、西アフリカのコートジボワールとガーナで、全世界の生産量の約6割を占めます。隣国のナイジェリアやカメルーンも合わせると7割近くになります。この地域で天候不順が続いたために、昨年度の生産量が大幅に減少しました。
この影響で、生産者はどのような状況に置かれているのか、市場のチョコレートはどれだけ値上がりしそうか、など深堀しました。
放送は本日から一週間radikoのタイムフリーでも聞くことができます。
http://www.at-s.com/sbsradio/program/ippo/
貴重な情報発信の機会をくださったSBSラジオさん、ありがとうございました!