このHPでは静岡文化芸術大学の武田淳研究室の情報を発信しています。
ありがたいことに、これまで書いてきた原稿やメディアに出演した際の音声、学生たちと取り組んでいる国際協力の実践活動などの情報を聞いて、問い合わせをいただくことが増えてきました。
そこで、一般の方へ向けて、研究室の紹介を行うためのHPを開設しました。
…といっても、HPを開設したばかりで、現在ページを作成中です。これまでの活動、これからの活動を徐々に更新していきます。
研究室紹介パンフレットはこちら
最新のトピックス
- 2023/11/03 SBSラジオ「IPPO」にて、コーヒー2050年問題(気候変動とコーヒー)についてニュース解説しました。
- 2023/10/12 ワークショップ「どうして日本の人はゾウを食べないのですか」を開催しました
- 2023/10/02 論文(シンポジウム報告)「コーヒー2050 年問題とフェアトレードの現在―おいしいコーヒーを飲み続けるために私たちに何ができるか―」
- 2023/10/02 論文(シンポジウム報告)「気候変動とコーヒー生産者の応答 ―今,生産現場で何が起きているのか―」
- 2022/08/17 研究室パンフレット2022を公開しました
自己紹介
開発途上国の貧困や環境問題を研究しています。学問としては、開発人類学(国際協力などを扱う文化人類学の一分野)と環境社会学を専門としています。僕自身も、コスタリカとパプアニューギニアの農村で生活しながら調査を行ってきました。現地の滞在期間は、合計で4年近くになります。現地の生活者の視点から、「より良い国際協力とは何か」を考えています(詳しくはこちら)。
【略歴】
㈱JTB関東、コスタリカ共和国環境エネルギー省(青年海外協力隊)を経て横浜国立大学大学院環境情報学府博士後期課程修了(学術博士)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、青山学院大学非常勤講師、人間環境大学専任講師などを経て、2019年より静岡文化芸術大学専任講師、2021年より准教授。
詳細はこちら
著書・論文・解説(これまで書いてきたもの)→ ダウンロードできるように現在更新中です。。。
- 武田淳、2023、「気候変動とコーヒー生産者の応答 ―今,生産現場で何が起きているのか―」日本環境学会『人間と環境』49(3), pp.25-29.
- 武田淳、2023、「コーヒー2050 年問題とフェアトレードの現在――おいしいコーヒーを飲み続けるために私たちに何ができるか― 」日本環境学会『人間と環境』49(3), pp.23-24.
- 武田淳、2023、「日本環境学会第49回研究発表会に寄せて」日本環境学会『人間と環境』49(1), p.1.
- 武田淳・日比谷憲彦、2022、『カスから生まれるものがたり』カスから生まれるプロジェクト報告書
- 武田淳、2022、「コーヒーチェリーはいかにして「食べ物」となったか―中南米におけるカスカラ再評価運動を事例に―」『静岡文化芸術大学研究紀要』22, pp.1-7.
- 武田淳・日比谷憲彦、2022、「日本向けカスカラティーの開発および市場ニーズに関する調査報告」『静岡文化芸術大学研究紀要』22, pp.7-86
- 武田淳、2022、「パプアニューギニア・カーテレット諸島における「環境難民」の小史」日本環境学会幹事編『産官学民コラボレーションによる環境創出』本の泉社, pp.37-39.
- 武田淳、2022、「環境化するフェアトレード」の現在コーヒー廃棄物(カスカラ)の利用を巡る実践」日本環境学会幹事編『産官学民コラボレーションによる環境創出』本の泉社, pp.84-90.
- 武田淳、2022、「自然を守ることで経済発展を遂げた国コスタリカ―自然保護区の参加型管理と生態系サービス」日本環境学会幹事編『産官学民コラボレーションによる環境創出』本の泉社, pp.134-141.
- マリア・ヒメネス、ジョアナ・ジョコビ、2022、(ロハス・アンヘラ、武田淳訳)『スルタナの香りとともに―スルタナのレシピとレストランガイド』日本ラテンアメリカ開発協会(2022年4月末公開)
- マリア・ヒメネス、ジョアナ・ジョコビ、2022、(武田淳、ロハス・アンヘラ訳)『スルタナ―ボリビアにおけるコーヒーチェリーティーの歴史と現在』日本ラテンアメリカ開発協会、ISBN:9784991246609
- 武田淳、2021、「なぜ自然保護区は麻薬取引を助長するのか」内田知行・権寧俊編『アヘンからよむアジア史』勉誠出版 ISBN:9784585325062
- 武田淳、2021、「カリブ海諸国におけるCOVID-19の影響―観光モノカルチャーの処方箋としてのフェアツーリズムへ向けて」『日本国際観光学会論文集』 5 : 40-45.
- 石本東生・宮崎裕二・中嶋真美・武田淳、2021、「EU による域内観光振興に関わる資金支援政策の研究 ― 主要関連基金を対象に」『日本国際観光学会論文集 』28 : 101-110.
- 中嶋真美・宮崎裕二・武田淳・石本東生、2021、「EUにおける観光セクター関連公的支援プログラムの多元性 ― “EU FUNDING FOR THE TOURISM SECTOR 2014-2020” を手がかりに」『日本国際観光学会論文集』 28 : 111-119.
- 武田淳・藤掛洋子、2021、「フェアトレードタウン」横浜国立大学都市科学部編『都市科学事典』春風社 ISBN:9784861107344
- 武田淳・加藤諒也,・佐藤穂乃香・寺内麻美・中本玲奈・安永優美『私もできる!エシカル消費!』浜松磐田信用金庫
- 武田淳、2020、「消費を通じたSDGsへの貢献 ―『環境化するフェアトレード』を事例に」『人間と環境』 46(3): 36-40.
- 武田淳、2020、「withコロナ時代の環境研究の意義」『人間と環境』 46(3): 1.
- 武田淳、2020、「『平和でないと観光は成り立たない』という言説は正しいか?―治安と観光の関係性をめぐる試論」『日本国際観光学会自由論集』4 : 52-57
- 武田淳、2020、「コーヒーの廃棄物から新たな食文化を創造する」『協力隊を育てる会ニュース』 428 : 4.
- Jun TAKEDA, 2020,”Biodiversity in Costa Rica” NHK高校生講座編『コミュニケーション英語Ⅲ 学習メモ』173-174.
- Jun TAKEDA, 2020,”What is carbon neutral?“NHK高校生講座編『コミュニケーション英語Ⅲ 学習メモ』173-174.
- Jun TAKEDA, 2019,”Clean energy policy in Costa Rica“NHK高校生講座編『コミュニケーション英語Ⅲ 学習メモ』161-162.
- Jun TAKEDA, 2019,”Costa Rica; peace and nature conservation“NHK高校生講座編『コミュニケーション英語Ⅲ 学習メモ』156-157.
- 武田淳、2019、「『自然』の観光資源化の変容過程―ガイドブックの逐語分析を通じた試論その1」『日本国際観光学会自由論集』3 : 10-14.
- 「コスタリカのウミガメ観光における地域ガバナンスー積極的平和構築のツールとしての観光研究に向けて」(『日本国際観光学会論文集』25、2018年)
- 武田淳・立脇隆文、2018、「岡崎市宮崎地区における林野の形成ー針葉樹林の出現と共有地の再編成ー」『地域活性化研究』17: 34-43
- 立脇隆文・武田淳、2018、「額田地域・男川流域の神社や針葉樹林におけるムササビの生息状況」『地域活性化研究』17: 22-23
- 武田淳、2017、「コスタリカのウミガメ保全を巡る近年の動向」海洋政策研究所編『人と海洋の共生を目指してー150人のオピニオンⅧ』海洋政策研究所 ISBN: 9784884043469
- 武田淳、2017、「ネオリベラル国家における観光の役割ーコスタリカにおけるコミュニティ・ベースド・ツーリズムを事例に」『日本国際観光学会論文集』24 : 55-61.
- 武田淳、2016、「海洋保全を巡るポリティクスーコスタリカにおける海洋保護区を事例にー」(『人間と環境』7 : 74-86.
- 武田淳、2016、「権力化する『環境』と地域社会の戦略的順応ーコスタリカ自然保護区制度の構造と実際」横浜国立大学大学院環境情報学府 博士論文
- 武田淳・及川敬貴、2014、「協働型資源管理にみるエコ統治性ーコスタリカにおけるウミガメ保全事業を事例に」『沿岸域学会誌』27(3): 51-62.
- 及川敬貴・武田淳、2014、「環境法化する開発法ー『エコ統治性の法的地平』研究序説」『大原社会問題研究所雑誌』673 : 35-50.
- 武田淳、2012、「コスタリカにおける『エコツーリズム』イメージの創造と近年の変化」『日本国際観光学会論文集』19 : 77-82.
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