COVID-19の影響をもっとも大きく受けた地域が面積の小さな島国です。国土が限られているために、観光以外の産業が育ちにくく、国の経済が観光に依存しがちだからです。例えば、この論文でとりあげたカリブ海のバハマでは、全労働者の90%近くが観光関連産業で働いています。バハマのような「観光モノカルチャー」の地域では、COVID-19の影響がどのように表れているのでしょうか。このような問いを明らかにするために執筆した論稿です。文末にふれた「フェアツーリズム」については、今後の論文で深く触れていきます。
論文のダウンロードはこちら